よくある質問

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ボートライセンスQ&A

船舶免許の取得について、お客様よりよくいただくご質問をまとめました。 お問い合わせいただく際にご確認ください。また、解決しない場合はお気軽にお問い合わせください。  

ボート免許は簡単に取れますか?また難しいのでしょうか? 

船舶免許は、正式には「小型船舶操縦免許証」といい、「船舶職員及び小型船舶操縦者法」という法律によって定められた国家資格です。
この資格は、総トン数20トン未満のエンジン付きの船舶を対象としたもので、取得するには国土交通大臣が行う国家試験に合格しなければなりません。
当スクールは、学科試験に合わせ問題集を勉強すれば合格できるようにしています。 
実技試験も受講生の技量を高める講習をしていますので、やる気さえあれば合格できます。 
決して簡単でも難しくもありません。スタッフ一同お手元に免許が来るよう受講生と頑張ります。 

免許を取るのにどのくらいの費用が掛かりますか? 
 

こちらをご覧ください。それぞれの取得する免許とコースによって費用が変わってきます。取得したい免許と自分に合ったコースをお選びください。 

船舶免許にも種類があるのでしょうか? 

船舶免許は、航行区域と総トン数で表される船の大きさによって、4種類に分けられます。
詳しくは表-1のとおりですが、もっとも取得者数が多い2級小型船舶操縦士では、総トン数20トン未満のボートやヨットで陸岸より5海里(約9km)までの海域を自由に航行することができます。 

船舶免許と海技免状は違うのでしょうか?

海技免状は大型船舶(20トン以上)の乗船に必要な免許になっております。
海技免状を有するものを海技士と呼び、海技士の中でも航海士や機関士など級種が細かく分類されております。
かつては小型船舶の操縦免許も海技免状と呼ばれておりましたが、2003年6月に「船舶職員法」から現在の「船舶職員及び小型船舶操縦者法」へ法改正された際に小型船舶の船長を「小型船舶操縦者」と位置づけ、「船舶職員」の資格制度から「小型船舶操縦者」を分離されたことにより、小型船舶操縦免許と呼ばれるようになりました。 
ですので、当スクールで受験できる国家試験は、小型船舶操縦免許となり、1級・2級・特殊免許となります。

日本の船舶免許を持っていれば、外国でもボートに乗ることはできますか?

国際的な取り決めはないため、各国でそれぞれの免許制度になっています。
日本の船舶免許を保有していても外国で使用することはできません。また外国で取得したものも日本では使用できません。 
免許制度自体がない国もあります。

外国にもボートライセンスの制度はありますか?

デンマークやフィンランドのようにライセンスの制度を持たない国もあります。
たとえばスウェーデンでは全長12m以上のボート、ドイツでは出力3.68Kw以上のボートといったように、多くの国が何らかのライセンス制度をそれぞれ独自に設けています。アメリカでは、多くの州が未成年者に対して操船の訓練認可証を求めています。
また、ノルウエーやカナダなどでは現在、ライセンス制度の検討を行っています。

実技試験に合格した後、免許申請の手続きは?

免許申請は本人、または海事代理士が行わなければなりませんが、受講する時にいただいた海事代理士の委任状で当スクールが代行します。
費用については受講料に含まれております。

違反をした場合、また、事故を起こした場合はどうなりますか?

「道交法」に対し、ボートの場合は「船舶職員法」によって厳しく処分されます。
「道交法」違反では反則金となりますが、ボートの違反は罰金刑、つまり刑法罰に処せられることになります。
例えばボートの無免許運転には、30万円以下の金罰、またその船のオーナーにも100万円以下の罰金といった、大変重い刑が科せられます。
また、海難審判という制度にもかかわってきますので、安全を第一に操船していただけるよう、基礎知識をしっかり身に着けていただきたいと思います。

免許を取れば、すぐにも自分一人で大海原へ出られますか?

ボートライセンスは、あくまでも最低限の海の知識と技術を身につけた人に対して交付されるものです。
ライセンス取得後も知識や技術を高めるために海の経験を積み重ねてください。 
1人で海に乗り出すには、(たとえば、最初は陸岸の見える範囲で経験を積むなど)シーマンシップを身につけることが大切です。
安全を第一に心がけ、ルールやマナーを忘れずにマリンレジャーを満喫してください。

免許を更新する際、講習会はありますか?

あります。
海技免状の有効期間は5年間で、更新を受けずに有効期間が満了したときは免状が失効し、その免状では引き続いて船に乗ることができなくなります。
更新の申請期間は有効期限前の1年間となっています。

更新・失効講習について教えて下さい

講習は、運輸大臣の指定する指定講習機関が全国各地で開催する1時間程度のものです。 
その際、更新の要件となっている身体検査も併せて受験することができます。 
免許の有効期限が切れてしまったものは、失効再交付講習(3時間半)の受講が必要で、免許資格が無くなることはありません。 
免許の効力が切れることになります。

更新講習の費用、および更新手数料はどれくらいかかりますか?

小型船舶操縦士免許の更新講習では、更新の要件となっている身体検査の手数料ならびに講習の際の受講料、そして免許の更新手数料などが必要となります。
トータルで13,000円となります。

身体検査は何をしますか?

学科試験前に行う検査です。この結果が基準に満たない場合には免許に限定がついたり学科試験に進むことができないことがあります。
あらかじめ試験機関の「小型船舶操縦士身体検査証明書」という書式を使って視力、弁色力、聴力、疾病、身体機能の障害等を医師にて検査を行い提出する方法もあります。 
特に視力は片眼0.5となります。色弱、色盲の検査もあります。

更新の有効期限は5年と聞きましたが、自分の誕生日まででしょうか?

車の免許のように誕生日は関係なく、登録年月日を起算日とします。
例えば、『令和元年7月7日』に登録であれば、『令和6年7月6日』までとなります。
操縦免許に書かれている有効起算日が重要です。
ただし、末日が休日や祭日の場合、申請ができなくて、せっかく受けた講習が無駄になることがございますので、事前にご連絡ください。
失効している場合は関係ありません。
尚、更新は有効起算日の1年目からおこなえます。

特定免許ってなんですか?

旅客船や遊漁船など人の運送をする小型船舶の船長になるために必要な免許になります。
特定操縦免許の資格取得には、通常の船舶免許試験の合格に加えて、「小型旅客安全講習」を受けなければなりません。
2003年6月以前に免許を取得した方は既に所有しておりますので、ご確認ください。

免許不携帯でも厳しい罰があると聞きました。本当でしょうか?

非常に厳しいです。10万円以下の過料となります。

船舶免許を持っている人以外の同乗者も操縦できると聞きましたが?

小型船舶操縦免許は船長の資格です。
船長は操縦のみならず船の運航すべてに責任を負う立場にあります。
したがって、運航の指示を出しながら責任を持って同乗者に操縦を委ねることもできます。
但し、港内や航路など他船がひんぱんに行き交う区域でボートを運行する時や、水上オートバイの操縦については免許保有者による操縦が義務化されています。

水上オートバイの免許は水上オートバイのみしか乗れませんか?

水上オートバイは縦乗りで推進機関がジェット水流であることが前提です。 
ジェットボートは横に同乗者がいますので水上オートバイの免許では乗れません。1・2級のボートの免許が必要です。

航行区域にある平水区域とはどんな場所を指すのでしょうか?

湖沼、ならびに湾内など全国49カ所の定められた水域です。湾の中はベイと言います。東京湾もその一例です。